たまにいる「肩が凝ったっていう状況がわからない」っていう人。産まれてからこのかた肩こりを知らないという人がよくいらっしゃいます。
よくご夫婦のどちらかが酷い筋肉のコリやハリを訴える体質の人でパートナーの方がそういう体質だと、信じられない!ってなっちゃいますよね。
そういう体質の方はなにも嘘を言っているわけではありません、うちの院にも沢山そういう方は来られていますし原因もはっきりしています。
結論からお話しすると痛みの原因になる物質(プロスタグランジン)の量が各人違うということ。
身体を怪我して炎症を起こしたり筋肉が硬くなると痛みの原因になる物質プロスタグランジンがそこの部位に集積します。
肩こりや筋肉のハリを日頃から訴えられる方は日常的にこのプロスタグランジンがそこにたまりやすくなっている状態の方です。
コリやハリを実感されていない方は筋肉のハリ、コリに関わらずこのプロスタグランジンがそこに集積しない、たまりにくいかたが多いのです。
だから余り痛みを感じない、皆さんがよくご存知のイブプロフェンやロキソニンの成分(ロキソプロフェンナトリウム)などはこのプロスタグランジンの生成を抑えるお薬です。
しかし、気をつけて頂きたいのは逆に痛みを普段から余り感じにくい方たちです。
今までうちの院でも沢山いらっしゃったのが交通事故やスポーツ傷害などで体質が変化し痛みの原因になる物質がたまりやすい体質になってしまった方々。
事故や外傷で怪我をすると人間の身体は防御反応を示し怪我をした部位に痛みの原因になる物質プロスタグランジンを沢山集積させるようになります。
それまで痛みを感じない体質の人が受傷がきっかけになり痛みの原因になる物質がたまりやすい体質になってしまったのです。
そういう方は体質を変化させないようにも普段から怪我をしない様な身体を維持してほしいと思います。
もし、そうなってしまったら是非ハッピーにご相談下さい。