エルニーニョ/ラニーニャ現象発生の定義
気象庁ではエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の5か月移動平均値が6か月以上続けて+0.5℃以上となった場合を「エルニーニョ現象」、−0.5℃以下となった場合を「ラニーニャ現象」と定義している。
ラニーニャ現象の特徴が明瞭になることで、上空の偏西風は中国大陸で北、日本付近で南に蛇行するとみられます。このため、日本列島の上空には寒気が流れ込みやすく、冬型の強まるタイミングがある見込みです。
その一方で、夏から秋の高温傾向の影響で日本海の海面水温は平年よりも高い領域が多くなっています。海面水温が高い所に強い寒気が流れ込むことで雪雲がより発達しやすく、日本海側では雪が強まりやすくなる見通しです。
冬の期間の降雪量は日本海側の全域で平年並みか平年より多い予想となっています。今冬は大雪となりやすいことが考えられますので、雪への備えをしっかりと行ってください。
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